• テキストサイズ

遠い花

第2章 水


「まこちゃーん‼︎」
橘さんに連れられ岩鳶高校の水泳部の活動するプールに行くと、真っ先に黄色くてフワフワした髪の可愛らしい男の子が大声でぶんぶん手をふって駆け寄って来た。
「まこちゃんおっはよー!」
「真琴先輩、おはようございます」
「おはようございます!部長」
「おはよう、皆。ハルもおはよう」
続いて赤い眼鏡の長身の男の子、長い髪を後ろで一つにまとめた女の子、そしてハルと呼ばれた黒髪の男の子がやって来た。
一気に四人も人が集まってきた事に怖気付いて、さっと橘さんの影に隠れるように立った。
「真琴。用事は済んだのか?」
「うん、ごめんね。」
「だいじょーぶっ!ところでまこちゃん?その女の子はだぁれ?」
/ 15ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp