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Fairy Tail 命を作りし魔道師の物語

第4章 炎と風


「カゲ!しっかりしないか!」

「エルザ、だめだ。意識がねぇ。」

「死なすわけにはいかん。やってもらう!」

「おい、こんな状態じゃ魔法は使えねぇぞ。」

「やってもらわねばならないんだ!!」

エルザに揺さぶられて首ががくがくしてるカゲ。

エミアの尻尾がそっと触れて、私ははっとした。ナツの勢いに圧倒されていた。

「エルザ。手を離して。意識を回復させることはできないけど…」

そう言いながら傷口に手を当て、凍らせた。止血の代わりといってはなんだけど、多分死なないはず。

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