第3章 3 妖精たちは風の中
「この数を女子三人で?」
「私は男でカウントしてもいいよ。」
「そう言う問題じゃないの。」
「女子三人で、何してくれるのかな~?」
「蠅どもめ。羽をむしり取ってやるぜ。」
ルーシィが別次元へ飛んでいるのは、ハッピーとエミアに任せよう。
エルザは魔法剣を取り出す。
「下劣な。これ以上フェアリーテイルを侮辱してみろ。貴様等の明日は保証できんぞ!」
「珍しくもねぇ!」
「こっちにも魔法剣士はぞろぞろいくぜ!」
襲いかかってきた相手の魔法剣士どもを立った二ふりで蹴散らし、エルザは敵陣のまっただ中へと入って行った。
「エルザ!左半分は任せて!」
「右半分は私が始末する!」