• テキストサイズ

SAOGs

第3章 第1層~第10層 その2 "Game Start"


部長の言う通り、すぐに私達の番はやってきた

「三番隊、変われぇ!!」

カミナの一声が響く、と同時に既に私達は前に出ていた
後ろに退いていく集団には目もくれず、目の前の敵にだけ集中する

改めて対峙すると、なるほど普通の人なら恐れを抱くだろう
人の二、三倍の巨駆―だが私達は、向かわなくてはならない

「手筈通りに攻める!皆、頼んだ!!」

怯まぬ部長の声
それに応え、始めに飛び出すはケンタとユウ

「ケン、僕が抑えた後。良いね?」

「任せんしゃい!!」

七人の中で誰よりも早く飛び出した二人にボスは狙いを定める
大きく振り払われた斧はユウへ向かう

「……っ!」

正面からそれを受け止めるユウ
楯の武器スキルによって綺麗に斧を止めていた

「どぅおぉらぁ!!」

その攻撃動作が止まった隙にケンタ―両手斧の武器スキルを用いて下から掬い上げるように、大胆に楯を持っている方の腕を斬る

「もう一撃!!」

怯んだ敵にユウが片手斧の武器スキル
正面からの攻撃はダメージではないものの、自身に向かっていた斧を弾く事に成功した

作戦―第一段階成功
/ 739ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp