第6章 まさかの桂無双[R18]
Round 5:高杉様×煙管
同時に果てたモジャ公とロン毛は精液を絞り出した途端、電池が切れたかのようにブッ倒れた。
恐らくはクスリを盛られすぎたのが原因だろう。あれだけ飲まされて生きてる事の方が不思議だ。
「あーあ… もう終ェかよ」
高杉さんは残念そうに言うと煙管に火を灯す。独特の香りが私の鼻先をくすぐった。
「どうだィ?お前さんも一服…中々の上物だぜ」
言いながら吸い口を私に向ける高杉さん。ソファにもたれ掛かって白煙を細く吐いている。
イケメン。
煙管。
間接キス。
酒と媚薬とで思考能力が低下しつつあった私の頭はその三拍子でMAX興奮状態だ。
『ぜ…是非いただきます』
恐る恐る吸い込んだ煙は大人の味がした。舌の奥に妙な雑味が残って気持ち悪い。
「貴女にゃまだ早かったかィ?」
『はい…でも、満たされました』
「ククッ……上等だ」
『ええ…貴方様に教えて頂くなら例えそれが“悪いコト”でも……心が震えます』
私がそう耳打ちをすると、明らかに高杉さんの顔色が変わった。