第5章 王様と私[R18]

「やめ…っ晋助！も、やめ…んっ‼︎」

制止しようとすればキスで唇を塞がれ、顔を捩れば空いた首を愛撫される。

絶え間無く与えられる高杉さんのキスにモジャモジャ頭はついに爆発した。

「分かった！分かったき、もう離せェェ‼︎」

「…あァ？何が分かったって？」

高杉さんはその舌を休める事なく問う。

色っぽい目付き。
艶のある声音。

その色気は見ているこっちがドキドキしてしまう程だ。実際、桂さんの下半身は既にスタンばってるし。

「ヤれば良いんじゃろ！桂を…っ」

「へェ…ククッ、やっと従う気になったかィ」

「おんしに掘られる位ならな！ヤる方がマシだと思っただけじゃ変態め‼︎」

顔中真っ赤にしてそう叫ぶ坂本さんに王様は御満悦な様子でこう言った。

「俺が変態なのは今に始まった話じゃねェだろ…クク」