第4章 銀河系ラプソディー[R18]
違う。
そんなんじゃない。
否定したいのは山々だが正直、自分でも痴にまみれた女だと思う。銀さんは一目見て見抜いただけだ…私の本質を。
『…っ』
無性に悲しかった。
こんな自分が恥ずかしくて、情けなかった。
しかし抗おうとしても体は馬鹿みたいに素直で。思考と切り離された感覚器は快感の波に溺れていった。
「やべ…ねェ、そろそろ淹れてもイイかな?イイよね?」
『や、めて…』
僅かに残った自制心でマダオのそれを止めに入る。しかし、男の力に敵うはずなんてない。
私はいとも簡単に脚を開かされてしまった。
『やめて…っ!其処だけは…‼︎』
「こんなに濡らしといて何言ってんの?それとも誘ってんのか?この…変態女がっ」
確かにそうだ。
この男の言うことは合っている。
今更何を護っているんだろう。貞操なんていうモノはとっくに失ってるというのに。
『(ああ…もう、どうにでもなれだ)』
私は自嘲的な笑みを浮かべて空を仰いだ。