第3章 SPARKIN’![R18]
『い…やァ、あっ…!』
「そそるねェ…中々良い声だぜィ」
露わになった乳房に珍妙なカラクリが貼り付けられている。異国の物質で出来たソレは透けた球状の玩具で、本体らしき装置と細いコードで結ばれていた。
「山崎、もうひとつローター持って来い」
上司の命令に即座に従うあんパン隊士、山崎は“ローター”を差し出した。
特徴のないその瞳には病的にも思える怪しい光が宿っている。
しかしこの山崎って人、何でこんな時まであんパンを手放さないんだろう。
「余所見してる暇あるんですかィ?」
『…っひ…あァァッ‼︎』
あんパンに気を取られていた私を戒めるように沖田はローターの出力を最大にした。
ちょうど胸の突起に当たるようにして貼り付けられたそれは絶え間ない振動を与え続ける。
熱くなる身体の奥。
キュッとあそこが切なくなれば今度はとろりとした液体が溢れ出した。
「……え…貴女…?」
微かに聞こえた銀さんの声。
目を覚ました彼が一瞬でブチ切れたのは、言うまでもない。