第3章 SPARKIN’![R18]
スルリ。
肌襦袢が剥ぎ取られる音が耳に響いた。私の体はもう下着しか身に付けていない状態だ。
下半身は縄で縛られ、無理矢理開脚するような形で固定されている。
この警察官、普通じゃない…‼︎
『…嫌、や…めて』
「あれれ、覚えてないんですかィ?失神するまでやめねェ…そう言ったはずだぜ」
『……っ』
「さあ…ショーの始まりでィ」
そう言って懐に手を入れた毒舌隊士。
何を取り出すのかと思えば出て来たのはヘンテコなアイマスクだ。
私の両眼にそれを当てがう際、耳元に口を寄せた隊士はこんな事を言った。
「真選組一番隊隊長、沖田総悟。これからお前の主人になる男の名だ…良く覚えておきやがれィ」
真選組。
この男達の間では自ら名を名乗るのが流行っているのだろうか。
私は沖田総悟の隊服に土方さんの面影を見ながら、そんな事を考えていた。