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[銀魂]愛は嵐[R18]
第10章 最期に贈る言葉
『……うん』
貴女は確固たる意志を宿した眼差しで銀時を見据えた。
その強い光に銀時は目を見張る。
『もしもの時は私が介錯してあげる。貴方が他人のせいで命を落とすなんて、耐えられない』
「……よく言った。さすが俺の女だ」
言いながら銀時はありったけの力で貴女を抱き締めた。
その胸は恐怖で打ち震えている。
本当に白詛を叩き潰せるのか。
この星を救えるのか。
愛する者を守り抜けるのか。
俺に出来るのか?
俺には何が出来る?
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