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[銀魂]愛は嵐[R18]

第10章 最期に贈る言葉


「どんなに辛い事があっても俺に付いて来るか?」

貴女は首を縦に振る。
その瞳はじっと銀時を見つめたままだ。

「覚悟は?」

『…死ぬ覚悟なんてとっくに出来てる』

貴方を失ったあの日から。
貴女は強い眼差しでそう答えた。

銀時はふと笑みを零して言う。

「違ェよ……生きる覚悟だ」

『……?』

「これから先、何が起ころうと……たとえ俺が瀕死の重傷を負ってもだ。俺の事なんてほっぽり捨てて生きる覚悟はあるか?」
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