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[銀魂]愛は嵐[R18]
第10章 最期に贈る言葉
「そうだよ」
たった一言。
そう呟いてしゃがみ込んだ珍宝は自らの額に手を当てがった。
指先を器用に動かして鼻くs……装置を外せば、其処には貴女の恋い焦がれた男が姿を現す。
『……っぎ、んさん…‼︎』
「はい。お前の大好きなイケメン店主、銀さんですよ」
『本当に銀さん⁉︎』
「何度も言わせんな……本当に俺だよ」
銀時は優しい声音で言って貴女の涙を拭う。しかし、熱い涙は止まることなく銀時の手を濡らし続けた。
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