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[銀魂]愛は嵐[R18]

第10章 最期に贈る言葉


かくして感動の……とは決して言えない再開を果たした二人。

かつての恋人が目の前にいるとは知らず貴女は言う。

『今すぐその着物脱ぎなさいよ。その淫猥な顔で彼のコスプレするなんて絶対許さない……‼︎』

その手には、いつの間に奪ったのだろうか。処刑執行人からもぎ取った真剣が握られていた。

「ひィィ…!女の子がそんな危ないモン振り回しちゃいけません……っ‼︎」

そんな珍宝の言葉も虚しく貴女は剣を構える。

『成敗!』

「ぎィやあああ‼︎」

珍宝が叫び声を上げて逃げ惑おうとした時であった。彼の懐から何かが落下したのだ。

それを見た貴女は血相を変えて珍宝に掴みかかる。

『ちょっと来て……‼︎』

「は⁉︎」
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