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[銀魂]愛は嵐[R18]

第10章 最期に贈る言葉


『んなこと言ってる場合じゃないでしょーがァァァ‼︎』

「ぶべら……っ!」

鈍い音と共に炸裂した貴女のフライングニードロップ。その光景を見た珍宝は慌てて橋の柵を飛び越える。

「ちょっ…アンタ何処行くのよ⁉︎」
「おい待て!事を荒立てると厄介なことになるぞ‼︎」

神楽と新八の制止も何のその。
光の速さで処刑場まで突き進んだ彼が取った行動に、周囲は度肝を抜かれることとなった。

「貴女…っ‼︎」

『……!⁉︎』

「良かった…お前、無事だったんだな!」

珍宝は、貴女を抱き締めたのだ。
あろうことか民衆のど真ん中で。

見ず知らずのチン○野郎に抱き寄せられた貴女がジャーマンスープレックスを繰り出したのは言うまでもない。
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