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[銀魂]愛は嵐[R18]

第10章 最期に贈る言葉


この五年ですっかり様変わりしてしまった神楽と新八。

神楽はアルアル口調を捨て、しっかり声優さんを使い熟すボンッキュッボンに。

新八は自らのアイデンティティを全て投げ打って、目付き鋭いクールなお侍さんに。

ちなみに定春は元々デカかった身体が更にデカく、そして逞しくなっていた。

彼等はそれぞれの想いを抱えて荒廃した町で生きている。

今は亡き己が大将の意志。
これを引き継ぐのは自分だと、その胸に誇りを抱いて。

そして、待っていた。

もう一度あの男に会える日を。
必ずまた一緒に過ごせる日がやって来ると信じて。

幼なき日の自分に別れを告げ、ただひたすらに待ち続けているのだ。
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