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[銀魂]愛は嵐[R18]

第10章 最期に贈る言葉


一方、謎の男“珍宝”の襲来によって再結成の運びとなった新生万事屋一行。

彼等は白詛を叩き潰すべく活動を開始していた。

その活動のキーマンとなっている珍宝が源外に用があるらしく、ここ公開処刑場までやって来たと云う訳だ。

「こんな所に源外の爺さんが来てるって言うのかよ?」

珍宝は野次馬を掻き分けて言う。

しかし、彼の目に映ったのはその予想を遥かに越えた代物だった。

「え……嘘だろ…⁉︎」

目を剥いて処刑場を見つめる珍宝。
その隣に立つ神楽は冷たく答える。

「勘違いしないでよね?私達も色々掛け合ってはみたんだから」

続きを引き取るのは新八だ。

「幾ら面会に行っても本人がだんまりなんだ、仕方が無いだろう……どうする?殴り込んででも助けるか?」
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