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[銀魂]愛は嵐[R18]

第10章 最期に贈る言葉


数日後。

貴女は薄汚れた着物を着て牢に閉じ込められていた。

商店街を吹き飛ばした罪によって近藤と共に逮捕され、過激派の攘夷志士と見なされたのである。

挙句の果てには公開処刑の命が下され、かぶき町に程近い河原に連れて来られたのだがー……

『……ったく冗談じゃない』

犯罪者輸送用のトラックに積み込まれたのは貴女を含め4人。

元凶となったゴリラ。
バズーカを持たせたジジイ。
煙管を咥えさせたロン毛。
爆発の要因を作った元万事屋の女。

揃いも揃ったり、馬鹿共による奇跡のコラボレーションであった。
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