第9章 貴方と夢の国[R18]
決して殺すつもりはない。
謂わば窒息プレイ。
銀さんの場合、そんな生温いモノではなかった。
情事に集中しないなら殺す。彼の目は本気でそう言っている。
『ひ…っ、ごめ、なさい』
「んな言葉いらねェから態度で見せてみろよ」
『んっ……んん…ッ‼︎』
思わずむせ返りそうになるほど奥まで差し込まれる熱い舌。
同時に繰り返される下半身への愛撫。
苦しい。
気持ちイイ。
恥ずかしい。
全ての感情が爆発する寸前に至った時、私の快感もまた絶頂を迎えようとする。
「いつものは…?」
銀さんは私の限界が近いのを悟ってお決まりの台詞を囁いた。