第9章 貴方と夢の国[R18]
甘ったるい声で“おあずけ”を言い渡した銀さんは、代わりだと言わんばかりに二本の指を挿入した。
既に充分解れていた秘部はあっという間に銀さんの指を飲み込んでいく。
『…い、じわる…っ‼︎』
思わず腰を突き出しながら睨み付けると、妖しげな紅の瞳がスッと細くなった。
「だって…銀さん長距離専門だし」
空いた親指で上部の突起をさすりながら銀さんは笑う。
その言葉に慌てて外を見やると観覧車は既に頂点を越し、下降に切り替わっていた。
終着まで約7分と云った所だろうか。
確かに、銀さんのスタミナでは地上に到達するまでに終わらないだろう。
私がそこまで理解した時だった。
中を擦る銀さんの指がその速度を上げたのだ。