第9章 貴方と夢の国[R18]
「……ねェ、何本欲しい?」
銀さんは意地悪く耳元で笑う。
恥じらう素振りなど見せようものなら、大喜びで其処を攻めてくるのだ。
「言えないの?」
『……っ』
「じゃあやめちゃおっか……それとも、銀さんのがイイ?」
私はコレに滅法弱い。
鼻にかかった銀さんの声は、低いようで高く…それでいて色気を孕んでいる。
吐息混じりに囁かれれば、まだ挿入されてもいないと云うのに達してしまいそうな程いやらしい響きだ。
『言わなくても、分かるでしょ…っ』
精一杯の強がりを見せて銀さんの硬い下半身を掴む。瞬間、銀さんはクスリと笑ってこんな事を言った。
「ダーメ……今日はあげない」