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[銀魂]愛は嵐[R18]
第9章 貴方と夢の国[R18]
『……どうした』
「は?何が」
寝間着の甚平から着替えた銀さんを見て思わず変な声が出た。
銀さんは私を見て訝しげに小首を傾げている。
『その、着流し……そんなの持ってたっけ?』
初めて見る濃紺の着流し。
サラリと締めた細めの腰帯。
そこには見たことのない着物に身を包む銀さんが立っていた。
暑苦しそうなインナーも着てないし、トレードマークなのか中二病を拗らせたのか分からぬ片腕抜きも今日はしていない。
不思議だ。
銀さんがイケメンに見える。
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