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[銀魂]愛は嵐[R18]
第8章 宇宙を駆ける兎[R18]
雲のような子だ。
そう思った。
掴み所が無くて、儚げで。
目を離したらすぐに消えてしまいそうな不確かな存在。
「はい到着」
部屋に着くなりベットに放られて変な声が漏れる。
『おふ…っ』
少年はクスクスと笑みを零してソファに腰掛けた。
襟元を緩めて頭をもたげている。
桃色とも橙色ともつかぬ美しい毛髪。三つ編みに結えられたそれが目に眩しい。
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