• テキストサイズ

[銀魂]愛は嵐[R18]

第8章 宇宙を駆ける兎[R18]


雲のような子だ。
そう思った。

掴み所が無くて、儚げで。

目を離したらすぐに消えてしまいそうな不確かな存在。

「はい到着」

部屋に着くなりベットに放られて変な声が漏れる。

『おふ…っ』

少年はクスクスと笑みを零してソファに腰掛けた。

襟元を緩めて頭をもたげている。

桃色とも橙色ともつかぬ美しい毛髪。三つ編みに結えられたそれが目に眩しい。
/ 188ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp