第7章 愛は嵐[R18]
『あァ…っん、ぁ…っ!』
「……っ貴女」
熱く滾った陰茎が抜き差しされる度に響く淫猥な水音。それから、時々銀さんが漏らす甘い声。
双方が絶妙に絡み合って私の耳を犯す。
銀さんは腰を動かすスピードを微妙に変えながら、陰茎に絡み付く快楽を味わっているようだった。
『…っふ、ぁあ…っ銀、さん…!』
徐々に高ぶっていく興奮。
ありったけの力を両腕に込めて私は銀さんの頭を抱き締める。
フワフワと波打つ銀髪を強めに掴むと、銀さんの一物が小さく脈打ったのを感じた。
「銀さん…じゃ、ねェだろ」
『…え?』
「銀時って呼べ…っ」
そう言うや否や一層激しく腰を打ち付け出す銀さん。乱れたその息遣いから彼の限界が近付いているのが分かる。
「言えよ…っほら…‼︎」
『んっ…ぎ、んとき…っ』
「もっと」
『……っ銀時…!』
「もっとだ…!俺の目ェ見ろ、俺だけを見て…っ俺を…‼︎」
愛してくれ。
心の底から絞り出すようにして言った銀さんは、私の中にその愛の全てを吐き出した。