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三日月。☆黒子のバスケ

第3章 三日月。



僕は少しだけ臆病になっていた。
また、気持ちを伝えると、
拒絶されるんじゃないかって…

もう、要らないって
言われるんじゃないかって…

でも、彼女は僕に

『好き』

と言ってくれた。

僕は嬉しくて、
泣いた。

きっと最高かっこ悪いと思う。
でも…

嬉しかった。

泣いてぐちゃぐちゃになった彼女の顔も
愛しくて、

あんなに苦しかった心は
ふわっと軽くなった。

誰かの代わりじゃない。

彼女の目には
確かに僕が映っていた。








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