第6章 ひまわり
リヴァイ班として
兵長と行動を共にすることが多くなったペトラさん
たまに見かけて声をかけると
また、いつもの笑顔で振り返ってくれる
最近の出来事から
オルオさんの愚痴
そして、リヴァイ兵長の話を
楽しそうに話してくれた
「…あのね…
この前ね、リヴァイ班結成のお祝いみたいな感じで
みんなでお酒を飲んだの
私とエレンはあまり飲めないから一口だけだったんだけどね
後のみんなはもう酔っ払っちゃって…
私とエレンで介抱してさ…
大変だったのよあの時は!!」
「あはは…で、リヴァイ兵長も酔っ払っちゃったんですか?」
「うん………な、なんか話すの恥ずかしくなっちゃったな…
…兵長をね?エレンと一緒にお部屋まで連れて行ったの
ベッドに寝かせて…じゃあ行こうかって時に…
兵長が私の腕を掴んでね…!
エレンったらひどいのよ!
それを見て何を考えたのか
じゃ…俺先行ってます…とか行って出て行っちゃって兵長と二人きり!!」
「おお!!エレン空気読める…!!」
「助けてほしかったわよ!
もう心臓バクバクでどーしよどーしよって感じでさ…
兵長もそのまま寝ちゃうし…
…だから…ね?
兵長が悪いんだからって思いながらね…
ほっぺに…ちゅって……」
「…ペトラさん……」
「や、やだ…!何も言わないで!!」
「そこは口でしょうが!!」
「…え?く、くち…??」
「そうですよ…何可愛らしいことしてるんですか…」
「なっ…⁉
そんなことできるわけないじゃない!
兵長だって…好きな人としたいだろうし…」