第6章 ひまわり
「…兵長はそんなに乙女なんですか…?
…それより、ペトラさんは
リヴァイ兵長に告白とかしないんですか?」
「うん。しないよ」
「ずいぶんキッパリしてますね」
「…私は、そばにいられればいいんだ
ずっとね、兵長を守っていきたいんだ
…なーんて!人類最強を守るだなんて百年早いって言われそうだけど」
「伝えた方が後悔しないんじゃないですか?」
「うーん…
兵長だって、きっと大切な人がいると思うんだ
それに変に責任とか感じて欲しくないしさ!
このままキレイに終わりたいの」
そう言って笑うペトラさんは
少し
寂しそうだった。