第5章 不思議な三角関係
次の日
「ジャンー!今日はよろしくね」
ジャン
「お、おう!よろしく!」
「どっちが悪い人やる?」
ジャン
「そうだなー…」
(昨日のベルトルトみたいにならないかな…)
「今日は私が悪い人役やってもいい?」
ジャン
「ああ、いいぞ!」
「よーし!ジャン!いつでもかかってきていいよ!」
ジャン
「ま、マジで⁉」
ベルトルト(チラッ)
ジャン
「じゃあ、いくぞ!!」
タッタッタッタッタッタッタッ……
ガシッ
ジャン
「へ⁉」
「へへー捕まえた♡」
ジャン
「いっ………たたたたたたたたた‼‼‼
痛い‼痛いーーーーー‼‼」
ユミル
「あいつなんで痛い痛い言いながら鼻血出してんだ?」
「降参?降参なの⁉」
ジャン
「あーーーーー‼‼‼降参‼降参しますーーーーーーーーーーー‼‼‼」
ユミル
「あ、鼻血ひどい…死ぬかも…?」
「ふぅ…やったぁ!悪い人やっつけたぁ!」
ジャン
「…はぁっ…はい?今はが悪い奴だろ?…っ…つーかいてぇ…」
「あ、そうだった…ジャンごめんね⁉やりすぎちゃったかな?」
ジャン
「いや、ごちそうさま…いやいや!
その技はなんなんだ?関節が痛い……」
「あのね、昨日ベルトルトに教わったの!
関節技って言うんだって!」
ジャン
(ベルトルト…………クッ…)
「ていうか鼻血ーーー‼早く、医務室行こ!
教官!ジャン・キルシュタインの鼻血が止まらないので医務室に連れて行きます!」
教官
「ああ、訓練兵頼んだ」