• テキストサイズ

[進撃の巨人]ショートストーリー

第5章 不思議な三角関係


「…うぅ…やっぱり無理だよぅ!
40センチ以上も身長違うんだよー?」


ベルトルト
「巨人相手なら40センチどころじゃないよ?さぁ、かかっておいで」


「どうしたら…ん??」


見るとベルトルトの後ろにいるジャンが
なにやらこっちにむかってサインを送っている


(なになに…?俺が?こいつを蹴る?から…あとなに言ってるかわかんないけどわかった!)


がコクッとうなずいた瞬間

ジャンがベルトルトの足元を狙って蹴りを入れた


ベルトルト
「つっ…⁉ええぇ⁈」


よろめいて体制を崩したところをが襲いかかる


ベルトルト
「うわっ!」


ドシン…と、ベルトルトが地面に尻もちをついた

その上にが乗っかる状態になり
ベルトルトが手に持っていた木製ナイフを取り上げると


「やったぁー!悪人やっつけたよー!
ジャン!やったね!」

と声を張り上げた


ジャンは喜びたいが…とベルトルトの今の状態に顔が引きつる


ベルトルト
「わぁー…2対1だったかぁ!やられたよ

…あの、…?

まぁ…僕は嬉しいけど…」


「え?なぁに?」



「おいおいー!見ろよあれ!がベルトルト襲ってるぞ」



ベルトルト
「………あはは」
(やばいやばいやばいやばいやばいやばい)


ジャン
(いや…なんか…いい…)


ユミル
「おい、鼻血出てんぞ」


やっと状況を把握したは慌ててベルトルトの上からどいた


「ご、ごめんね!いつまでも乗っかって‼」


ベルトルト
「いや、大丈夫だよ…」
(やばいやばいやばいやばいやばいやばい)



教官
「貴様ら‼」


「やばいっ!教官だ!」


教官
「今の連携プレーはよかったぞ。
対人格闘は基本1対1だが、自分よりはるかに背の高い相手をどう相手するか…
時には基本を覆すようなアイディアこそが
巨人との戦闘で役に立つのだ。
そのまま精進しろ!」


・ベル・ジャン
「ハッ‼ありがとうございます‼」


ベルトルト
「褒められたね」


「ジャンのおかげだね!ありがとっ!」
にこっ


ジャン
「あ、ああ!いつでも手を貸すぜ」
(あああああああかわいいいいいいい)


ユミル
「なぁ、ジャン。私全然訓練できてないんだけど」
/ 71ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp