第3章 *ひみつのくすり*
翌日ー
「ハンジさんー‼大変ですー‼」
「待ってたよちゃん!…どうだった?」
「それが…カクカクシカジカこうこうこうで…」
「……なんだと…‼」
「もう…昨夜は大変だったんですから…」
(私もリヴァイ兵長と想像しちゃったし////)
「大成功だー‼」
「はい⁉成功じゃないですよ!あれは惚れ薬というより…」
「性欲増進剤だね♪」
「…ハンジさん?まさかわかっててそれを私に渡そうと…?」
「うん♪乱れるリヴァイなんてめったにみれるもんじゃないからね♪」
「…ハンジさん」
「はい?♪」
「その薬…まだありますか?」
「うん。作ればあるけど…ちゃんのエッチ♪」
「ちがっ…!……違わないです…っ」
「んふふー♪素直で可愛いちゃんに
すんごいの作ってあげるから待っててね♪」
「え⁉同じのでいいですよ!…って、行っちゃった…」
「…ミカサとエレンの様子でも見に行こ…」
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「あ、ミカサ!ねぇねぇ薬の効果あった?」
(全部知ってるけどー♪)
「…私は…とても幸せ…」
(顔がホクホクしてるー‼)
「なになに⁈エレンに好きって言われた?」
「昨日はエレンの巨人を駆逐っ……もごもご」
「ミカサさん!それ以上はいいですー!」
(何言い出すんだこの子は⁉)
「…で、薬はまだ効いてる感じなの?」
「いや、それが…エレンは昨日のことを覚えていなかった…」
「そっかー…」
(薬を飲ませて、その日の夜発症して次の日には記憶がない。か…)
「私、ハンジさんのところに行ってくる。
もっと改良するようにと…」
「あ、うん…いってらっしゃい…」
(…あんなことしても、相手には記憶がないなんて…なんか、さみしいな…
通じ合うのは、その時だけ…なんだね…)