第3章 *ひみつのくすり*
食堂ー
「あーお腹すいた!エレン、隣いい?」
「おお、座れよ」
「…ねぇねぇエレン。昨日は…ミカサと何してたの?」
「は?ミカサと?別に何かした覚えはないけど…どうしたんだ?」
(やっぱり記憶なしか…)
「ううん!なんでもない!
ていうか、今日のご飯すごいね!お肉だよお肉♪」
「なぁ!肉なんて久しぶりに食うな!」
「はいはーい!皆さん注目ー!」
「あ、ハンジさんだ」
「今日は肉の仕入れがあったので
日頃汗水たらして頑張ってくれている皆さんのために!特別にお肉をふるまっちゃいまーす!♪」
うおおーーーーー‼‼‼‼
「たくさん食べて体力つけてね♪
そして今日は!特別に!リヴァイオススメのコーヒーも皆さんにふるまっちゃいまーす♪」
うおおおおおーーーー!
兵長!兵長!兵長!
「…ちっ、うるせぇな」
(あ…リヴァイ兵長…)
「リヴァイが直々にコーヒーを渡しに行くからみんな有難く受け取るんだよー!」
うおおおおおーーーーー!!
(オルオうるさい…)
「ではいただきましょうー♪」
「「「いただきまーす‼‼‼」」」
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わいわい
ガヤガヤ…
「んーっ‼おいしーっい‼お肉ー‼」
「うめえええええー!!」
「おい」
「ん………ん⁉⁈」
「ほら、コーヒー。有難く飲めよ」
「リヴァイ兵長!あ、ありがとうございます!いただきます!」
(うわー!うわー!うわー!)
「ほらエレン。やるよ」
「兵長!有難くいただきまっ……え⁉
兵長!俺の…水じゃないですかー!」
「ぶふっ……」
「ああ、わりぃ。ちょうどなくなったんだ」
「兵長ー…」
「…っはぁー‼おもしろい…エレン、兵長と仲良しでいいなー♪」
「いや、いじめられてるような…」
(お肉はおいしいし、コーヒーはおいしいし、
リヴァイ兵長と少しお話できたし…
今日はいい日だなぁ…♪)
ハンジ(ふふふふふ…♪)