第1章 助けて
激しい腰の動きと同時に泪の喘ぎ声も漏れる。
『ぁ....あ、あ、』
するとさっきと別の男が泪の胸を揉みしだく。
三点を同時に責められた泪は、絶頂に達した。
「はぁ、はぁ...泪、今日はここまでにしといてあげる。」
そう言うと男達は体育館倉庫から出た。
一人残った泪は服を着て、遅足で学校を出た。
校門前に、三人の男がタバコを吸っている、一人は顔見知りだった。
"生良 直人"
茶髪で綺麗な顔立ちをしているが、他クラスの不良と連るみ、正直近づきがたかった。
同じクラスで数回しか話したことがない。
「佐久間さん?学校出んの遅くね?」
生良君が不思議そうな表情で聞いてくる。
「は?直人の知り合い?」
「超可愛いじゃん~。」
「一緒のクラス」
それだけ言うと生良君が泪を見た。
泪の髪が乱れ、少し窶れている。
「....何かあった?」
生良君の問いかけに反応するが、精一杯の笑顔を作り
『な、なんでもないよ!』
「そっか。」
泪は早足で家に戻り、お風呂に入りベッドに潜り込んだ。
あぁ....
なんで.....
こんなことに...。