第3章 悪夢
泪は友達を想い、自らの体を男達に売った。
秀真先輩が泪の体を押し倒した。
泪の目からは涙が溢れていた。
今、我慢すれば...。そう思い必死に耐えた。
その日は秀真先輩を始め、周りの我慢できなかった男達までもが泪の体を弄び、犯した。
もはや快感などなかった。
情事が終わったとき、先輩の一言が泪を絶望へと突き落とした。
「良かったよ。明日もよろしくね。」
『......え....?』
「なに?一日で終わると思ったの?そんなわけないじゃん。」
ケラケラと笑うと周りの同じように男達も笑う。
先輩達が出ていった後、泪は倉庫でただ一人、枯れることのない涙を流し続けた。
これが、泪の悪夢の始まりだった。