第4章 救世主
時は遡り現在、泪はいつものように体育館倉庫へ重い足取りで向かう。
このところともにね眠れていないせいか、窶れた容姿、さらに目の下には隈かあった。
扉を開けるといつもの男達が泪を迎え入れる。
その中には秀真先輩もいた。
秀真先輩が泪に近づくと体を乱暴に押し倒す。
「おかえり、俺の泪...。」
抱き締めながらそう囁き、泪のスカートを捲り上げ、秘部を指で刺激した。
が、泪は反応せず、天井を見つめていた。
「...?泪?」
先輩の声が届いているのかいないのか、ただ一点を見つめていた。
「....ちっ。」
泪を起こし、股を広げさせたまま座らせた。
「おい、あれ持ってこい。」
先輩が指示した数分後、男が持ってきたのは怪しげな小瓶。
先輩が受けとると泪の前に置いた。
「これ、何か分かる?」
泪の目の前でぶらぶらと振る。
「とっても気持ちよくなる薬、今の泪に必要な薬だね。」
そう言うと、先輩は小瓶の蓋を開け、泪に飲ませようとすると、泪は我に返り抵抗し始めた。
しかし、男の力には勝てるはずもなく、結局全て飲まされてしまった。