第9章 トリップ?と命の危機?
赤司「はあ。うるさいな。」
ひゅおおおおお〜〜〜。風は吹き続けて・・・
理棘「ううっ。寒いっっっ!」
紫原「りのち〜ん。これきてなよ〜。」
と、一番気が利かなそうなむっ君が気を利かせてくれた。
紫原「俺も一応気が利くんだよ〜。」
え?今心読んだ?
紫原「ダダ漏れだったし〜。」
はあ。
理棘「それより、上着ありがとう。」
この世界のハイスペック理棘ちゃん。モチロン、背もめちゃめちゃ高く、赤司ぐらいはある。
でも、むっ君の上着はそれでもすっごく大きかった。
紫原「ん〜。それより、りのちん。離れてた方がいいよ。」
え?
紫原「赤ちんが暴れるから〜。」