第12章 トリップ?とゾンビっっ!!!!!?
理棘「っっ!!!」
咄嗟に横に除けて、直撃を回避する。
理棘「檸檬・・・これ、どうするべき?」
檸檬「ケルベロスの腹に、赤い球があるであろう?あれを割るんだ。」
理棘「・・・腹にあるのをどうやって割るのよ。」
死ぬわ。
檸檬「ん?お主は、神獣を操るもの。どうにかせい。」
理棘「はああああああ!!?」
んな無責任な。
檸檬「よし。我が剣になってやる。」
は
理棘「剣に?」
いや。丁重にお断り・・・
ぼわっっっっっ
剣になっちゃった。もう、何が神獣だ。このクソ黒猫
私は、剣を投げ捨てて、ケルベロスと向かい合った
てゆーか、剣になって貰ってよかったかも。うるさくないから、集中できる
牙からよだれ垂れてるケルベロス。正面から見るとかなり怖いね。歯に挟まっているそれ、なんかの肉だよね。
グロッ!
スーハーと息を吸い、気持ちを落ち着かせる
さあ。決戦。
(いえ、決して中二病ではありません。・・・たぶん。)