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COLORS☆黒子のバスケ

第11章 雨。


私と黒子くんは雑談をしながら帰った。
なんだか二人っきりで話すのは久々でちょっと新鮮だった。

"ポツ"

水滴が顔についた。
るり「うわぁ!?雨!?」

"ザー"
一気に本降りになった。

るり「とりあえず、私の家まで走ろう!」

黒子「あ。」

私は黒子くんの手を握り走りだした。

"ガチャ"

が、家に着いた時には二人ともびしょ濡れになっていた。

るり「うわぁ、びしょ濡れなっちゃったね!ちょっと待ってて!」

私は風呂場に行き、お風呂の電源を入れ、タオルを持って黒子くんの所へ戻り、タオルを渡した。

るり「はい!これ使って!」

黒子「ありがとうございます。」

るり「黒子くん、着替えとか持ってる?」

黒子「はい。使ってない練習着があります。」

るり「よし!じゃぁ、体冷えると風邪引くから、とりあえず、お風呂入って来て!」

黒子「いやです。」

るり「え!?なんで!?」

黒子「神谷さんが先に入ってください。また風邪を引いたら大変です。」

るり「私は大丈夫だから!先に!」

黒子「いえ、神谷さんが先に…」

るり「黒子くんが先に入らないなら私入らない!」

黒子「…え!?…わかりました。」

そうして黒子くんは風呂に向かった。

私はすぐに着替え、黒子くんの制服と自分の制服を干した。

黒子「上がりました…。次どうぞ。」

るり「早っ!ゆっくりでよかったのに!」

黒子「いえ、そういうわけにも…」

るり「ありがとう!適当にTVでも見てて!」

そうして私は風呂場へ向かった。

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