• テキストサイズ

COLORS☆黒子のバスケ

第9章 風邪


"ピンポーン"

部屋の中からドスドスという足音が近づいてくる。

"ガチャ"

ドアが開いた。

るり「あ!火神くん!お見舞いきたよ!」

黒子「どうも。」

そこにはなんだかげっそりした火神くんが居た。

火神「うぃっす…。お前ら部活は?」

るり「先輩達が火神くんが心配だから部活はいいからお見舞い行けって…」

火神「ゴホ…ばぁか、そんなんじゃWC優勝でき…」

"ドン!"

そう言いかけて、火神くんは倒れた。

るり「わぁ!?ちょっと大丈夫!?」

黒子「とりあえずベットに運びましょう。お邪魔します。」

るり「あ!お邪魔します!」

そうして私と黒子くんは部屋に上がり、火神くんをほぼ引きずる形でベットまで運んだ。

火神「わりぃ…昨日から何も食ってなくて…」

火神くんが弱弱しく呟いた。

るり「じゃぁ!食べ物いっぱい買ってくるね!」

火神「おう…。」

黒子「神谷さんは火神くんとここに居て下さい。僕が買ってきます。」

るり「え?一緒に行くよ!重くなるだろうし…」

黒子「いえ、二人で行ってる間に火神くんに何かあったら大変ですから。」

るり「あ、そっか…じゃぁ、よろしく。」

黒子「はい。」

そう言って黒子くんは部屋を出て行った。



/ 516ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp