第8章 恋煩い
青峰「べ、っ別になんもねぇよ!!」
なんだか青峰くんは顔を真っ赤にして言った。
るり「そっか。」
青峰「別に…ただ、さつきと喧嘩しちまって…。」
るり「なんで喧嘩したの?」
青峰「あいつ、俺のヒジの事監督にちくりやがって…それで試合出れなくて。ついカっとなって…」
るり「あぁ。黄瀬くんと戦った時に」
青峰「こんくらい大した事ねぇのにっ!」
るり「さつきちゃんは青峰くんのためを思ってじゃ…」
青峰「んな事わかってるよ!俺が言い過ぎた事もわかってるよ…」
るり「じゃぁ、素直に謝ればいいんじゃない?」
そう言うと青峰くんは顔をうつむけた。
青峰「んな事もわかってるよ…。」
るり「恥ずかしいの?」
青峰「…!!!ちげぇよ!ばぁか!」
そういう青峰くんの顔は真っ赤だった。
青峰「謝るよ…。」
るり「そっか。青峰くんとさつきちゃんは本当に仲が良いね!なんかうらやましいよ!」
青峰「…っ別に!ただの幼馴染で…」
そういう青峰くんはまだ真っ赤なままだった。