第8章 恋煩い
るり「えぇ!?ち、ち、ちがうよぉ!」
私はなぜか真っ赤になった。
黒子「そうですか…。」
るり「う、うん。」
そうして、私は再びアイスコーヒーを飲んだ。
黒子「黄瀬くん」
"ぶはぁっ"
私は再びアイスコーヒーを吹き出した。
そして再び降旗くんがアイスコーヒーまみれになった。
るり「ゲホ、ゲホ、降旗くん・・・ごめん…。」
降旗「うん…大丈夫。」
もはや顔が笑っていなかった。
黒子「神谷さん、大丈夫ですか?」
るり「う、うん…。」
なんだか黒子くんはわざとやってるのかと思うぐらい、的確なことを言ってくる。
この間のIHの帰りの事。
私は黄瀬くんに告白され、抱きしめられた。
忘れようとしても、
他の事をしてても
いつもずっとその時のことを考えてしまっていた。
黒子「この間…黄瀬くんは大丈夫でしたか?」
るり「え!?あぁ…ちょっと元気なかったけど、大丈夫だったみたい!」
黒子「そうですか。」
河原「そういえば、神谷さんは彼氏とかいるの?」
るり「えぇ!?いないよ!」
福田「へぇー、神谷さんモテそうなのに意外!」
降旗「確かに!好きな人とかは?」
るり「ン!?好きな人!?うーん…。み、みんなは?」
そんなこんなで
みんなで普段話さないような話もした。
明日、みんなはストリートバスケの大会に行くらしい。
私も誘われたが、
明日はゆっくりしたかったので断った。