第7章 十人十色
るり「元気だった?相変わらずお菓子ばっかり食べてるんだね!」
紫原「元気だよぉ!お菓子は正義だからね!」キリッ!
るり「そっかぁ、てか、こんな所で何やってんの?選手でしょ?」
紫原「んー、道に迷っちゃって…控え室どこかわかんない。」
るり「えぇ!?試合時間とか大丈夫?」
紫原「えぇ?俺試合出ないしぃー」
るり「え。出ないの?」
紫原「うん、だって赤ちんが出るなって…」
るり「…!!赤司くん?」
私はその名前を聞いて一気に背筋が凍りついた。
紫原「るりちん?」
るり「あ、なんでもないよ…。赤司くん、この会場にいるの?」
紫原「ん~?わかんなぁい。」
るり「そっかぁ。」
紫原「るりちんは何してるの?」
るり「ん?あぁ、実はまたバスケのマネージャーすることなって…試合観戦しにきた。」
紫原「えぇ?またマネージャーなったの?るりちん変な人ぉー!バスケなんてつまんないのにぃ」
るり「ははは…そうなのかもね。」
紫原「るりちん、見てー!」
そういって紫原くんはお菓子の袋の中から
ポテトチップスを2枚とりだした。