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COLORS☆黒子のバスケ

第40章 理不尽な願い。


るり「ありがとう。」

私がそういうと、
黒子くんはニコっと笑った。

シーンとした夜の公園に
ポツリポツリと会話が続く。

るり「みんなにどこまで話したの?」

黒子「とりあえず僕の知っていることを全部です。」

るり「1年か2年前の話しなのに…なんだかすごい昔に感じるよね。」

黒子「そうですね。」

誠凛に入ってからが
濃すぎたのかもしれない。

誠凛に入って、
誠凛と関わって…

みんな変わった。

時間がそうさせたのかもしれない。

私も変わったのだろうか…?


るり「ねぇ、黒子くん。」

黒子「はい。」

るり「私って…変わったかな…?」

私がそう聞くと、
黒子くんは考え込むようにうつむいた。


黒子「神谷さんは…変わったのかもしれません。」

黒子くんは静かにニコっと笑った。

るり「…かもしれない?」

黒子「はい。」

黒子くんは私の頬に手を当て、
そしてじっと私を見つめた。

そのキレイな瞳に
引き込まれそうで
胸がドキドキとした。




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