第39章 変化していく心情。
それからずっと
重々しい空気に包まれていた。
桃井「青峰くん!さっきなんでテツくんと…」
青峰「うっせぇーな!外に行って来る!一人にさせてくれ!」
そういうと青峰くんは
一人でその場を後にした。
るり「青峰くんっ!」
私が追いかけようとするのを
止めるように赤司くんが私の腕を掴んだ。
赤司「…君が行って何になる。」
赤司くんは睨みつけるように
私を見て、強い口調で言った。
るり「でも、今追いかけないと…はい。」
私はその迫力に思わず萎縮し、
追いかけるのを諦めた。
おは朝の占いは当たってしまった。
青峰くんの運勢は最悪だ。
黒子くんもさっきからうつむいたままだった。
不意に電話の呼び出し音がなる。
黒子くんのものだった。
黒子「すいません。電話が…出てきます。」
そういうと黒子くんもその場から
姿を消した。
黄瀬くんが心配そうに黒子くんの後姿を
見つめて居た。
どうしたらいいのかが
わからなかった。
それ以前に
私は無力で…
きっとどうする事もできなかった。