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COLORS☆黒子のバスケ

第38章 変化していく日常。


るり「あ、そういえば…」

私は着替えが終わると、
ずっと気になってた事を二人に聞いてみた。

るり「赤司くんって…どんな人…なんですか?」

私がそう尋ねると、
二人は顔を見合わせて、首をかしげた。

さすがにもう関わりはじめて何ヶ月も経つのに、
どんな人って質問はおかしいよね…。

そうわかりつつも、
そうとしか聞く事が出来なかった。

二人はしばらく考え込むと、
口を開いた。

桃井「どうって…見たままですよ?」

先輩「うんうん。容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群、おまけに御曹司。びっくりするぐらいの完璧な子だよねー。」

るり「んーと…性格とか!」

桃井「赤司くんの性格?うーん…優しくて、温厚な人…ですよね?」

先輩「そうだね。非の打ち所のない性格かな。ものすごくいい子。」

るり「…そうですか。」

やっぱりあの冷たい目は気のせいだったのだろうか?

赤司くんは誰にでも優しくて、
暖かい人…。

桃井「どうかしましたか?」
さつきちゃんが私の顔を覗き込む。

るり「いえ…。」

帰りに体育館に寄って、
赤司くんと話してみよう。
多分まだ残って練習してるだろうし…。





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