• テキストサイズ

COLORS☆黒子のバスケ

第35章 選ばれなかった色。


るり「あのね、何もされてないの!」

黄瀬「…へ?」

黄瀬くんはポカーンとした顔をしていた。

るり「その、お腹は殴られたけど…それ以外は何も…」

黄瀬「え?じゃぁ、何で胸元そんなはだけてるんスか?」

るり「…?」

私はふと自分の胸元を見た。
ボタンがはずされ、下着が丸見えの状態になっていた。

るり「きゃっ!!!!///こ、これは…ち、違うよ!」

私はすぐに胸元を隠した。

黄瀬「…まぁ、何もされてないなら…よかったっス。」
そう言って黄瀬くんは私の頭を撫でた。

るり「…灰崎くんは何か、悲しそうな顔をしてました…。」

黄瀬「悲しそう…?」

るり「…うん。」

黄瀬「…。とりあえず、みんな探してるし戻ろうか。立てる?」

黄瀬くんは私をゆっくりと立たせると、
私の手を引いて歩きはじめた。

黄瀬くんの手は暖かくて大きくて…
なんだかゴツゴツしていた。

それからみんなと合流し、
無事を伝えると、みんな安心したようだった。

そうして、帰りは
途中まで赤司くんが送ってくれた。

/ 516ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp