第33章 ドキっ!キセキだらけの水泳大会!?
今吉「ところで赤司くん、脱落者の武器はもろてええんか?」
今吉さんは全員に私のパンツの色と形状を教えたあと、
そう聞いた。
赤司「かまわない。では、白地にピンクのリボンにフリフリも聞けたし、僕は戻るよ。」
そう言って赤司くんはどこかへ消えて行った。
青峰「俺、波のあるプールで波乗りしてくるね。」
青峰くんも戻って行った。
今吉「よっしゃ、じゃぁ、水まんじゅうもーらいっと!それでや、高尾くん。ワシと組まへんか?」
高尾「へ?」
高尾くんは驚いた顔をしていた。
今吉「ワシの頭脳と君の鷹の目があれば最強や。どや?悪い話じゃなかろう?」
今吉さんは怪しげに笑った。
高尾「…いいっすよ。」
そうして高尾くんと今吉さんは同盟を結んだ。
今吉「じゃ、るりちゃん。またなぁ♪」
そう言って二人はどこかへ去って行った。
るり(てか、どうして私のパンツ知ってるんだろう…。)
私はそんな事を考えながら
さきほど隠れていた木の陰へと戻って
再び周囲の様子を伺った。