第33章 ドキっ!キセキだらけの水泳大会!?
赤司「はぁ…これでは武器を暴露していない人間が有利になってしまうな。仕方ない…全員武器を見せるんだ。」
そう赤司くんが言ったので、全員が武器を前に出した。
~武器一覧~
リコ:液状プロテイン(10種)
青峰:サーフボード
赤司:消火器
アレックス:普通の水鉄砲(大)
今吉:コーラ(1.5L)×5本
火神:バニラシェイク×2本
笠松:水中メガネ(望遠機能付き)
るり:普通の水鉄砲(中)
木吉:シャンプーハット
黄瀬:象さんのじょうろ
黒子:モンスターボール(コイキング)
高尾:水風船(バケツいっぱい)
氷室:浮き輪
日向:霧吹き
緑間:水まんじゅう×1コ
紫原:カキ氷×食べれるだけ
桃井:普通の水鉄砲(小)
日向(ツッコミ所満載過ぎてもはや何も言えないぞ。これ…。)
木吉(そうか、シャンプーハットは水鉄砲だったのか!)
木吉先輩は何やら感動しているようだった。
緑間「いや、おかしいのだよ!まともな水鉄砲が3本しかないのだよ!」
高尾「し、真ちゃん…水まんじゅう1個って…ぶはっ!!!」
高尾くんは涙を流しながら笑っていた。
赤司「文句を言うな。水鉄砲持ってくるのが面倒くさくて、その辺にあったもので代用したんだ。」
黄瀬(あ、俺のじょうろってマシな方だったのかもしれない…。)
赤司「不利な武器の人も居るからな。10分時間をやる。隠れるなりなんなりしろ。10分後笛がなったらスタートだ。」
赤司くんのその宣言により、
それぞれ広いプール内にバラけた。
るり(にしても、つっこみ所満載だなぁ…とりあえず隠れて最初の脱落者が出るのを待つか…。)
私はそんな事を考えながら
木の木陰に隠れた。
"ピーッ!!!"
しばらくすると場内に笛が鳴り響いた。
私は周りの様子をこっそり伺った。