第32章 ヤキモチ…?
そうして、二人は桃井の部屋の前へと到着した。
青峰はドアノブに手を掛けたが、動きを止めた。
黒子「…青峰くん?」
青峰「っし!ちょっと黙って耳つけて聞いてみろ。」
青峰は何やらニヤニヤしていた。
黒子「…?」
黒子は言われるがままにドアに耳を当てた。
るり「っきゃ…これ、本当にマネージャーに重要なの…?」
桃井「当たり前ですよぉー。ふふっ。」
るり「あ、ちょ、痛いよぉ。」
桃井「大丈夫です。すぐ気持ちよくなりますよぉ?ほら、力抜いて?」
るり「っぁ。痛いっ…けど気持ちいい。」
何やら荒い息遣いと少し怪しげな会話が聞こえた。
青峰「これは絶対にアレだろ!なぁ、テツ!」
黒子「…アレってなんですか?」
青峰「俺達もちょっと混ざろうぜ!テツ!」
黒子「あ!青峰くん!?」
青峰は勢い良くドアを開けた。
黒子・青峰「…あ。」
るり「ちょ、痛い痛いって!痛いってぇー!」
桃井「大丈夫ですよぉー!あ、ちなみにココは胃が悪いと痛む所ですよぉー!…あ、大ちゃんにテツくん!」
そこには、足ツボマッサージをしている桃井と
されているるりが居たのだった。
るり「ん?わぁ!?二人ともどうしたの!?」
桃井「ふふーん。実は私が呼んだんです♪」
るり「へ?」
桃井「二人は練習台になってもらおうと思って…。」
そう言って桃井は怪しげに笑った。