• テキストサイズ

COLORS☆黒子のバスケ

第32章 ヤキモチ…?


待ち合わせ場所であるカフェへに着くと、
さつきちゃんが既に座っていた。

るり「ごめん!待った?」

桃井「あ!るりちゃーん!私も今来ました!」
なんだかさつきちゃんはニコニコと嬉しそうだった。

るり「えっと…デートは上手く行った?」

胸がズキズキとしたが、
あえて聞いてみた。

桃井「それが、聞いてください。大ちゃん、途中ですっぽかして帰っちゃったんです!」
さつきちゃんはぷーっと頬を膨らませながら言った。


呼び方が
『青峰くん』から『大ちゃん』に戻ってる…
やっぱり二人は…。


るり「そっかぁ…。でもやっぱり二人って付き合ってたんだね!」
私は意を決して平常心を装い聞いてみた。

桃井「…へ?」
さつきちゃんは口をポカーンと開けた。

るり「…え!?」

桃井「…っぷははは、もう、るりちゃん冗談が通じないんだからぁ!」
そう言ってさつきちゃんは私の背中を叩いた。

るり「え!?」

桃井「もう、そんなの冗談に決まってるじゃないですかっ!言葉の綾ですよぉ!それに私にはテツくんが居るし」

そう言ってさつきちゃんはニヤニヤと笑っていた。

るり「…はぁ。」
私は何故か安堵の溜息をもらしてしまった。

桃井「ふふーん。さては大ちゃんに何か言われましたねぇー?」

るり「えぇ!?」

私は思わず飲んでいたコーヒーをふきそうになった。



/ 516ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp