第32章 ヤキモチ…?
そうして、私と火神くんは何やらげっそりしながら集合場所へとアレックスさんと一緒に向かった。
リコ「あ!るりちゃんおはよ!何か顔色悪いけど…?」
私はリコ先輩を見た。
…小さい。
るり「ふふ…」
なんだか安心した。
リコ「…ねぇ、るりちゃん、今私の胸見て安心した…?」
リコ先輩は"ゴゴゴゴゴゴ"と言う効果音が似合いそうなぐらい何か黒いオーラをまとった。
新手のスタンドか!?
るり「ひ、ひぃ!す、すいません!何もないです!」
リコ「あ、そうか!ならよかったぁ♪」
リコ先輩は鼻歌を歌いながらまた資料を読み始めた。
恐ろしかった…。
日向「おい、火神…お前どうした?顔色悪いぞ…」
火神「あ?あぁ…実は…」
~今朝~
火神「ほら。朝ごはん作るから、お前らは座ってろ!」
アレックス「やったぁー!待ってるねぇ!」
るり「…神様のバカ!神様のバカ!」
アレックス「ん~?なんだぁ?るりは何をそんなに悩んでるんだぁ?」
るり「っは!巨乳!じゃなくて…アレックスさん。いえ、なんでもないです。」
神谷はチラっとアレックスの胸元を見た。
アレックス「…もしかして胸が小さいこと悩んでんのか?あぁ、るりはうっすいもんなぁ!」
るり「…」(ガーン)
アレックス「まぁ、そんなの大きくする方法なんていくらでもあるんだから!」
るり「っへ!あるんですか?」
アレックス「そうだなぁ…例えば…」