第31章 誠凛VS桐皇
るり「ちょ、青峰くん!?」
私は青峰くんに抱きしめられていた。
青峰「バァカ、黙ってろ。そのガラガラ声で喋られちゃ萎えるだろ。」
るり「…っ!///」
青峰「嘘だよ。…なぁ、るり。俺負けちまったけど、やっぱりお前が好きだ。」
るり「…そんな急に///」
青峰「急じゃねぇよ。中学の時からずっと好きだ。あいつから守ってやれなくて本当に悪かった。」
るり「だから…それは…っふ」
唇に柔らかく暖かい何かが重なった。
目の前には青峰くんの顔。
一瞬状況が理解できなかった。
キス…されてる!?
青峰「ばぁか。だから、黙ってろっつたろ。」
るり「…っ!!!???////」
青峰「るり、俺はお前が好きだ。俺と付き合ってほしい。WC終わるまでにきちんと返事考えとけよ。じゃぁな。」
そう言って青峰くんは私から離れた。
心臓がバクバクして
私はしばらくその場に立ち尽くしていた。
え!?
青峰くんはさつきちゃんが好きなんじゃ…!?
私は頭が混乱した。